2012-11-16

バスルーム工事から世界をみる


今日はバスルーム工事関係の人が来なかったので(元々)、久しぶりに気楽な家でのひとり時間。
というより気が抜けて1日中眠く、ランチ後にはテレビをつけたままソファーでZzzz状態。やっぱり家に「他人」がいると気が張るもので、知らず知らず気疲れしてたのかもしれないです。

バスルームは水回り関係(配管工。フランス語でplombier)とタイル貼り(タイル職人。フランス語でcarreleur)で別業者に来てもらってます。フランスはそれぞれ専門家がいるようで、ひとつの会社で様々な職人を雇い、一括請求ということもあるようですが、たいてい別会社または別職人というケースになるみたいで、Plombierが数日仕事をした後、Carreleurが仕事をし、再びPlombierが仕上げする、というのがうちの場合の流れになってます。

で、昨日タイル職人の人がシャワーがあった壁奥全体が湿気でダメになってるのを発見。たまたま昼過ぎに夫が仕事から帰ってきてたのですぐに対応でき、その壁にかぶさってるタイルも全部取って、壁奥の修理もしてもらえることになりました。そしてそれは明日の土曜日にしてくれるとのこと。



タイル職人の会社は初め3人でやってきて、1人がボス。1人の老人は先生のような感じで見てるだけ。もう1人の若手(ヴァンサン・カッセル似!)が実際1人で仕事してたんですが、3人だけになると聞いたことのない言語で話してました。

夫が後ほどボスに聞くと、3人ともコソボ移民だそう。ボスはゼロからこの仕事をフランスでスタートさせ、現在はジュネーブにもオフィスがあるとのこと。社用車もメルセデスだし、彼は成功者でしょうね。でもいろいろ難しい状況の中、よりよい生活を求めて西ヨーロッパの先進国にやってくる、というのは平和ボケした私のような日本人には想像もできないこと。

昔、名古屋にブリティッシュカウンシルが会った頃、そこの英語学校の時事英語コースをとっていたことがあるんですが、その時のトピックが当時起こっていた「コソボ紛争」(1998~1999年)だったので、あの悲惨な状況はよく覚えています。

昨日3人が家に来た時、あまりいい印象を受けなくて、早く1日が終わってくれないかな、なんて思ってましたが、こういう個人的なことを知ってしまい、彼らを見る目が変わってしまいました。

私なんぞお気楽主婦で夫の庇護のもと贅沢はできないけど、それなりの生活ができる。
かたや必死に働いてフランス語も覚え、土曜日も働く移民の彼ら。そういう人たちを目にすると自分のハングリー精神のなさや無気力さを痛感しちゃいます。同時に日本人として生まれたことにも感謝するんですが。

ヴァンサン・カッセルは、一箇所バスルーム以外のタイルも貼り替えてくれたんですが、さすがプロ!といった仕事の出来栄え!私たちが「すごい!とてもきれい!」とうれしそうにしているのを見た彼が満足気にしているのを私は見逃しませんでした。人に認められることって単純にうれしいですもんね。

ちなみに配管工のお兄ちゃんも元はチュニジア移民とのこと。チュニジアはアラビア語が公用語ですが、フランス語も割と通用するみたいで彼のフランス語は(おそらく)訛りはあるんだろうけど、ネイティブ並み。彼は人柄はいいけど、仕事の出来はちょっと。。。夫曰く旧ユーゴスラビア移民の人たちの仕事ぶりはおおむね出来がいいらしいです。北アフリカ系移民の人たちは・・・ご想像にお任せします。


新たな問題が見つかってタイルをさらに買い足さなくてはならなくなったので、バスルーム工事が終了するのはまだ先になりそうですが、自分たちだけで改修作業しなくてよかった、と業者に頼んだことは正解だったと感じてます。

今日の写真は先週の晴れの日に撮ったものばかり。
今日もどんより曇っていたので、自分の気分盛り上げのためにこちら選びました。

前回の投稿で励ましのメッセージいただきまして本当にありがとうございました。みなさんの温かい言葉のおかげで気長に構えるしかないな~と思えるようになりました。心から感謝です♪

ではみなさまよい週末をー!



最後まで読んでくださってありがとうございます。
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